ビールと白ビールの違い、白ビールは小麦がブレンドされている。
ビールと白ビールの違い、白ビールは小麦麦芽がブレンドされている。
白ビールと呼ばれるビールの代表的なビアスタイルは、「ヴァイツェン」です。
ヴァイツェンは、ドイツ語で「小麦」という意味で、一般的なビールの主原料は、大麦麦芽ですが、ヴァイツェンは、大麦麦芽に小麦麦芽が50%以上ブレンドされているドイツ生まれのビールです。
ヴァイツェンとは
ヴァイツェンは、ドイツ発祥のビアスタイルの一種。
上面発酵(エール)で造られ、原材料の50%以上、小麦麦芽が使用されたビールです。
小麦のタンパク質が反応して白く濁ることから、白ビールとも呼ばれます。
また、「ヴァイスビア」と呼ぶビールもあります。
「ヴァイツェン」と「ヴァイスビア」は同じ。
ドイツ語で、「ヴァイツェン」は小麦。
ドイツ語で、「ヴァイス」は白。
よって、小麦麦芽を使った白ビールを「ヴァイスビア」と呼ぶとか、「ヴァイツェン」は標準語で、「ヴァイスビア」は方言だとか、ドイツのバイエルン州の中のオーバーバイエルン行政管区で作られた小麦ビールがヴァイスビアと呼べるなど諸説あります。
いずれにしろ、呼び方の違いはありますが、「ヴァイツェン」と「ヴァイスビア」は同じ小麦を使った白ビールです。
ヴァイツェンの特長
- ビールの色が白い。
- 泡立ちが良く、爽やかで苦味が少なく、まろやかで飲みやすいビール。
- バナナやバニラのようなフルーティーな香りと味わい。
- ヘーフェヴァイツェンは、酵母をろ過していない濁りのあるビール。
- クリスタルヴァイツェンは、酵母をろ過した透明なビール。
「ヴァイツェン」と「ホワイトエール」の違い
ヴァイツェンとホワイトエールの違いは2つあります。
- 小麦を発芽させているのが「ヴァイツェン」、小麦を発芽させていないのが「ホワイトエール」。
- ホワイトエールは、コリアンダーと呼ばれるスパイスが入っています。スパイスが入ってないのが「ヴァイツェン」、スパイスが入っているのが「ホワイトエール」。
「ヴァイツェン」・「ヴァイスビア」・「ホワイトエール」のレビュー
目次
(鳥取県)久米桜麦酒/ヴァイツェン
久米桜麦酒「ヴァイツェン」の感想
爽やかな飲み口で、バナナのような味わいが口の中に広がります。
ホップの苦味はほとんど感じられません。
飲みやすいビールです。
久米桜麦酒「ヴァイツェン」の個人的な評価
コク★★★☆☆
キレ★★★★☆
苦味★☆☆☆☆
(岡山県)宮下酒造/ヴァイツェン
宮下酒造「ヴァイツェン」の感想
クリーミーで口当たりがよく、酸味のあるバナナのような香りが感じられる飲みやすいビールでした。
宮下酒造「ヴァイツェン」の個人的な評価
コク★★★☆☆
キレ★★★★☆
苦味★☆☆☆☆
箕面ビール「ヴァイツェン」の感想
まろやかな飲み口で、バナナのような甘味と酸味のあるフルーティーさでバランスよく調和されています。
まったりとした柔らかい味わいのビール。
ホップ香は少ない。(ここで言うホップ香は、ビール独特の香りと苦味のことです。)
箕面ビール「ヴァイツェン」の個人的な評価
コク★☆☆☆☆
キレ★★★☆☆
苦味★☆☆☆☆
(滋賀県)長濱浪漫ビール/ヴァイツェン
長濱浪漫ビール「ヴァイツェン」の感想
ミックスジュースに似た味わいのビールで、まろやかな口当たりの飲みやすいビール。
長濱浪漫ビール「ヴァイツェン」の個人的な評価
コク★★☆☆☆
キレ★★★☆☆
苦味★★☆☆☆
(京都府)丹後王国ブルワリー/ヴァイツェン
丹後王国ブルワリー「ヴァイツェン」の感想
ミックスジュースに似たフルーティーな味わいで優しい苦味の感じるビール。
軽い飲み口のビールで冷やしてごくごく飲みたい感じです。
丹後王国ブルワリー「ヴァイツェン」の個人的な評価
コク ★★★☆☆
爽快感★☆☆☆☆
苦み ★★☆☆☆
(岩手県)ベアレン醸造所/ヴァイツェン
ベアレン醸造所「ヴァイツェン」の感想
ライトな飲み口で、バナナのようなフルーティーさが口の中に広がります。
まろやかなキレのあるビールでジュース感覚で飲めました。
ベアレン醸造所「ヴァイツェン」の個人的な評価
コク★★☆☆☆
キレ★★★★☆
苦味★☆☆☆☆
(兵庫県)AWAJI(あわじ)ビール/ヴァイツェン
AWAJIビール「ヴァイツェン」の感想
バナナに似た甘みと渋みが口の中に広がる。
フルーティーで爽やかな飲みやすいビール。
AWAJIビール「ヴァイツェン」の個人的な評価
コク★★☆☆☆
キレ★★★★☆
苦味★★☆☆☆
(長野県)軽井沢ブルワリー/ヴァイス
軽井沢ブルワリー「ヴァイス」の感想
バナナのような甘さと柑橘系の酸味がバランスよく、フルーティーさと爽快なキレのある飲み口で、飲みやすいビール。
「ごくごくのみた~い。」ってなる爽やかなビールで美味しい。
軽井沢ブルワリー「ヴァイス」の個人的な評価
コク★★☆☆☆
キレ★★★★☆
苦味★☆☆☆☆
(ドイツ)クロンバッハ/ヴァイツェン
クロンバッハ「ヴァイツェン」の感想
飲んだ瞬間、「あっ!バナナ」
口当たりがよく、キレのあるバナナ。
「ボク、バナナ」って主張する感じ。
甘みはスーっと消えドライでスッキリした後味に変わる。
苦味のない、飲みやすいビールです。
クロンバッハ「ヴァイツェン」の個人的な評価
コク★★★☆☆
キレ★★★★☆
苦味★☆☆☆☆
(和歌山県)平和クラフト/ホワイトエール
平和クラフト「ホワイトエール」の感想
爽やかな飲み口で、ゆずのフルーティーさが口の中に広がります。
苦味も抑えられて、飲みやすいビールです。
平和クラフト「ホワイトエール」の個人的な評価
コク★★☆☆☆
キレ★★★★★
苦味★★☆☆☆
まとめ
白ビールと呼ばれる「ヴァイツェン」・「ヴァイスビア」・「ホワイトエール」について紹介させて頂きました。
ライトなビールで、飲みやすいビールが多いです。
「つい、ごくごく飲んでしまう」ビール。
私は、ブリュワリーさんに白ビールがあれば、購入して、まず最初に飲みます。
それは、ライトなビールですが、味わいは様々です。
一概には言えませんが、そのブリュワリーさんの特徴や系統(爽快系・濃醇系など)が、なんとなく見えてくるからです。
もし、気になるブリュワリーさんに白ビールと呼ばれるビアスタイルがありましたら、最初に飲んでみて下さい。
ウソでしょ!!!グラスで味が変わる
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