本サイトは、Google広告及びアフェリエイト広告を利用しています。

ビールと生ビールの違い。ビールと発泡酒の違い。

普段何気なく飲んでいる「ビール」ですが、意外と知っているようで知らない。
間違って覚えてる素朴な違いを書きました。
ビール=麦芽とホップと水で造られるお酒ですが、奥が深いお酒です。


目次

ビールと生ビールの違い

日本で一般的に飲まれているビールの大半は、下面発酵のラガービールになります。
※下面発酵のビールのことをラガービールと呼び、上面発酵のビールのことをエールビールと呼びます。
「生(ナマ)」、2つ!!!
カンパ~イ

❌生ビールは、お店でビアサーバーからジョッキについで飲むビールのことではありません。

「ビール」と「生ビール」の違いは、ビールを瓶詰め前か後に、殺菌や酵母の働きを止める目的で、加熱処理をしているか、していないかの違いです。

加熱処理をしていないものが、「生ビール」です。

日本で「生ビール」と表示する場合は、「非熱処理」とか熱処理をしていない旨の表記が必要となります。
ラベル等に「非熱処理」とかの表示があれば、「生ビール」ということになります。
現在は、非熱処理と記載された「生ビール」が多いです。


写真、左/キリンラガー、生ビール。右/キリンクラシック、ビール。

写真、左/サッポロ黒ラベル、生ビール。右/サッポロラガー、ビール。

加熱製法のビールの方が若干、苦味が強い傾向にあり、飲み比べてみると、味わいの違いを楽しむこもできます。

機会がありましたら、飲み比べをしてみて下さい。


ビールと発泡酒の違い

ビールは、単純に定義出来ない程の多種多様性がありますが、簡単に言えば、麦芽・ホップ・水を原料に醸造されたお酒のことです。
日本の酒税法では、ビールは下記のように定義されています。

ビールの定義

アルコール度数が1%以上20%未満のもの。
  1. 麦芽・ホップ・水を原料に発酵させたもの
  2. 麦芽・ホップ・水および麦・米・果実・コリアンダーなどの香辛料などの特定の副原料を使用して発酵させたもので、麦芽の使用割合が50%以上のもの

次に、日本の酒税法の発泡酒の定義を見てみます。

発泡酒の定義

  1. 麦芽の使用割合が50%未満のもの
  2. ビールの製造に認められない副原料をしようしたもの
  3. 麦芽を使用せず麦を原料の一部としたもの

ビールに使用される副原料とは

副原料は、ビールに個性的な味わいを与えるもので、フルーツやスパイスを加えることにより、深い味わいを与えることができます。

日本では法律に規定されている特定の副原料以外の副原料を加えると発泡酒に分類されますが、世界基準ではビールです。

法律で規定されている副原料

  • 麦、米、トウモロコシ、じゃがいも、スターチ、糖類またはカラメル
  • 果実
  • コリアンダーまたはその種、胡椒・シナモン・クローブ・山椒などの香辛料
  • カモミール・セージ・バジル・レモン・グラスなどのハーブ
  • さつまいも・かぼちゃその他の野菜
  • そば・ごま・食塩・みそ・花・茶・コーヒー・ココア・牡蠣・昆布・ワカメ・かつお節
  • ハチミツ、黒糖などの含糖質物

海外のビールが日本では発泡酒? 🤔なぜ?

日本の酒税法が関係します。
多くの場合は、特定の副原料以外の副原料が使用されている場合で、日本では、発泡酒に分類され、発泡酒として販売されます。

発泡酒=安い

「 発泡酒=安い 」は、間違っています。

発泡酒がビールより安いというのは、発泡酒の定義1.の麦芽の使用割合が50%未満の節税タイプの発泡酒です。

麦芽使用割合が50%以上の発泡酒は、ビールと同じ酒税です。

クラフトビールや海外のビールでは、発泡酒と表示されていても世界基準ではビールに分類されるものも多くあります。
必ずしも発泡酒だから安いというわけではありません。

クラフトビールの一例です。


購入時ラベルの品目に、麦芽使用率50%以上と記載があるか確認してみるのもいいかも知れませんね。


まとめ

今回は、ビールと生ビールの違い。ビールと発泡酒の違いについて書きました。

熱処理のされていないビールが「生ビール」で、熱処理のされているものが「ビール」です。

ビールと発泡酒の違い
  • 麦芽使用割合が50%以上で特定の副原料を使用したものが「ビール」。
  • 麦芽使用割合50%以上であっても特定の副原料以外のものが使用されると「発泡酒」。
  • 麦芽使用割合50%未満であれば、節税タイプの「発泡酒」となります。

日本で一般的に飲まれているビールは、下面発酵のラガービールとなりますが、ビールには、上面発酵のエールビール、自然発酵のビールがあります。

  • 色合い、黄金色のビールから黒色のビール。
  • 味わい、柑橘系やトロピカル系のフルーティーな味わいのビール。
色合いや味わいはビールのスタイルによって多種多様です。
ビールのスタイルは、100種類以上。
日本で大半のビールは、その中の一種類のスタイル「ピルスナー」です。
様々な色合い・味わいのビールも一度味わってみて下さい。

【 関連記事 】



ビールが「まずい」「苦手」。ビール克服7日間に飲んだ銘柄 (roina617.com)

コメント

エカス(ekas)、二日酔い・飲み過ぎ対策サプリの口コミと最安値

注目記事

「芳醇辛口」、「純米酒」。トップバリュの日本酒レビューと口コミ

六甲ビール、6種を飲んだ感想。口コミと評判

淡路ビール、6種を飲んだ感想(レビュー)。口コミと評判