ＩＰＡとビールの違い、ＩＰＡのレビューおすすめ７選。
ＩＰＡとビールの違い、ＩＰＡのレビューおすすめ７選。
日本で「ビール」と言えば、一般的に、淡い黄金色の透き通った見た目に、苦味とキレのバランスの取れた喉越し爽やかなビールを指します。
このビールは、「ピルスナー」と呼ばれるビアスタイルのビールです。
ピルスナーは、下面発酵のラガービールで、ＩＰＡは、上面発酵のエールビールです。
※下面発酵のことを「ラガー」、上面発酵のことを「エール」と言います。
ビールは、ラガービールとエールビールに大きく分けられ、ビアスタイルによって、さらに、細かく分類されています。
ラガービールとエールビールの特徴
ラガービール
- 爽やかで喉越しがよく、苦味とキレのあるビールが多い。
エールビール
- フルーティーさがあり濃醇な味わいのビールが多い。
詳しくは、↓ 関連記事にて ↓
ＩＰＡとは
ＩＰＡは、インディア・ペールエール
（Ｉｎｄｉａ Ｐａｌｅ Ａｌｅ）の略称で、上面発酵で醸造されるビールのビアスタイルの一種です。
諸説ありますが、昔、イギリスからインドにビールを運ぶ際に、ビールが腐らないようにアルコール度数を上げ、ホップをたくさん入れたことから生まれたと言われています。
ホップが多く使われていることから、ホップ香が強く、パンチのある苦味が特徴のビールです。
ホップ香・ホップの苦味が特徴のＩＰＡですが、中には、ＨＡＺＹ ＩＰＡ（ヘイジーＩＰＡ、別名ニューイングランドＩＰＡ）やセッションＩＰＡと呼ばれる、アルコール度数・苦味が抑えられたライトなＩＰＡもあります。
ＩＰＡのレビューおすすめ７選
日本国内には、クラフトビール（地ビール）を醸造するブリュワリーがたくさんあります。
ＩＰＡは、ブリュワリーの独自性が強く、クラフトビールの代表格とも言えるビアスタイルで、人気の高いビアスタイルでもあります。
それぞれに、特徴のあるＩＰＡを紹介させて頂きます。
機会がありましたら、是非一度、飲んでみて下さい。
美味しいですよ！！！
（大阪府）箕面ビール／おさるＩＰＡ
箕面ビールのおさるＩＰＡ
個人的な評価
コク★★★☆☆
キレ★★★★☆
苦味★★★★☆
キレがあり、ホップの苦味が、口の中に広がり後から追いかけてくるホップのフルーティーさがバランスよく後味に残る。
ビール好き、ホップ感を味わいたい方向けビール。
（大阪府）箕面ビール／Ｗ－ＩＰＡ
箕面ビールのＷ－ＩＰＡ
個人的な評価
コク★★★★★
キレ★★★☆☆
苦味★★★★★
ガツンとくるホップの苦味が口の中に広がり長く残る。
口に含んだ瞬間「香りと苦味」が凄くいい。
香りに追いかけてくる苦味。
味わいが、二層、三層と重なり合って濃醇な味わいがすごい。
市販のビールで、物足りない方に是非、飲んでもらいたいビール。
（兵庫県）六甲ビール／スサノオＩＰＡ
六甲ビールのスサノオＩＰＡ
個人的な評価
コク★★★☆☆キレ★★★☆☆
苦味★★★★★
グレープフルーツ系のフルーティーさを感じ、渋みとホップの苦味が口の中に広がりますが、渋みと苦味が旨く調和された飲みごたえのあるビールです。
アルコール度数６.５％と少し高めですが、さほど気になりません。
（兵庫県）六甲ビール／ＢＡＹＡＬＥ（ベイエール）
六甲ビールのＢＡＹＡＬＥ
個人的な評価
コク★★☆☆☆キレ★★★★☆
苦味★★★☆☆
爽やかな口当たりで、マスカットのようなフルーティーさと後からくるホップの苦味と爽快感が感じられ、お米特有のまったりしたクセのないビール。
ホップ強めのＩＰＡの中では苦味がまろやか。
お米のまろやかさが、ホップの苦味を中和してるのかも知れないです。
ごくごく飲みたくなるビールです。
（鳥取県）倉吉ビール／ＩＰＡ
倉吉ビールのＩＰＡ
個人的な評価
コク★★☆☆☆
キレ★★★☆☆
苦味★★★☆☆
トロピカル系のフルーティーさと軽い飲み口で、口の中にホップの苦味が広がります。
ま～るい感じのほわっとしたＩＰＡ。
副原料の水あめが味わいに関係しているのでしょうか？
温度変化による味わいの変化も楽しめる「ちびだら飲み」にも向いている感じ。
※ちびだら飲みは、時間をかけてちびちびだらだら飲む略です。
（岡山県）独歩ビール／インペリアルエール
独歩ビールのインペリアルエール
個人的な評価
コク★★★☆☆
キレ★★★☆☆
苦味★★★★☆
口当たりがよく、ホップの優しい苦みというかフルーティーでありながら（果物系のフルーティーさではありません。）、ホップの苦味が味わえるビール。
後味に苦味が残り苦味が消えながら麦の甘みと変わっていく感じで、ビール好きにはたまらない味わい。
（和歌山県）平和クラフト／ＩＰＡ
平和クラフトのＩＰＡ
個人的な感想
コク★★★★☆
キレ★★★★☆
苦味★★★★★
柑橘系のフルーティーさと、微かにバナナにも似た味わいも感じられる。
濃い味のビールで、苦味と柑橘系の渋みが口の中に持続する。
濃醇でガツンとくる感じのビールです。
まとめ
ＩＰＡは、醸造所の独自性、ホップの味わいを楽しめるビールです。
ガツンとくるホップの苦みとコクを味わいたい方にオススメは、
箕面ビール、おさるＩＰＡとＷ－ＩＰＡ。
ホップの味わいの違いを味わいたい方にオススメは、
六甲ビール、スサノオＩＰＡとＢＡＹＡＬＥ（ベイエール）
飲み比べてみるのも楽しいですよ。
ウソでしょ！！！グラスで味が変わる
↓ こちら ↓
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